大きさは、いつも重要さではない
大きな人物は「重要」「力がある」と読まれがちです。出発点としては妥当ですが、それだけでは足りません。多くの子はまず自分か、紙の左寄りにいる人物から描きます。最初の一人が場所を取り、残りは押し込まれます。いちばん大きい人物は、単に最初に描かれただけということもあります。
距離と順番
人物どうしの間隔は、子どもが関係をどう感じているかを示す手がかりのなかでは比較的安定しています。毎回ひとりだけ家族から離して描かれる、あるいは子どもが自分を全員から遠くに置く——そこには話してみる価値のあることがあるかもしれません。
| 要素 | よくある読み | それ以外に説明できること |
|---|---|---|
| とても大きな人物 | 重要さや力 | 最初に描かれ、紙が空いていた |
| いない人がいる | 距離や葛藤 | 場所がなくなった、あるいはその人が家にいなかった |
| 自分が集団から離れている | 外にいる感じ | 先に集団を描き、最後に自分を足した |
| 手のない人物 | 影響力が小さい感じ | この年齢では手を描くのが難しい |
| ペットが中央にいる | 動物との強い結びつき | 単にいちばん描きたいものがそれ |
よくある質問
子どもが自分を描きませんでした。心配ですか。
それだけでは心配いりません。場所が足りなかった、忘れた、指示が伝わっていなかった、いずれもあり得ます。何週間も繰り返し、ほかの様子の変化と重なるときに意味を持ちます。
父親をとても小さく描きました。意味がありますか。
多くを意味することも、何も意味しないこともあります。大きさは、意味と同じくらい描いた順番と残りの余白に左右されます。手がかりになるのは、同じ子に続けて見られる傾向です。
家族の絵を描くよう頼んでもいいですか。
提案するのは構いませんが、強いる必要はありません。頼まれて描いた絵は自発的な絵より語るものが少なめですが、あとで尋ねれば会話は同じように開きます。