一年ごとに
| 年齢 | ことば | 遊びと社会性 | 運動 |
|---|---|---|---|
| 3歳 | 3〜4語の文。知らない大人にもだいたい通じる | 並行遊びから共同遊びへ。短い順番待ち | 三輪車、丸を描く、ボタンをとめる |
| 4歳 | お話をする、なぜと聞く、過去形を使う | ごっこ遊び、想像上の友だち、簡単なルール | 片足立ち、はさみ、人を描く |
| 5歳 | 長い文、冗談がわかる、自己紹介 | ルールのある遊び、勝ち負け、友だちを選ぶ | なわとび、文字を写す |
| 6歳 | 読み始める、順序立てて話す | 親しい友だち、ルールと公平さを議論 | 自転車、靴ひも、安定した鉛筆の持ち方 |
遊びの変化はそれ自体がものさし
遊びは三つの段階を通ります——となりで遊ぶ(同じ部屋、別の遊び)、いっしょに遊ぶ(同じ遊び、ゆるいルール)、協同で遊ぶ(役割、ルール、目的)。この移り変わりは社会性の発達のいちばん見えやすい指標で、ふつうことばの発達を追いかけます。5歳でまだ並行遊びだけなら、見ておく価値があります。
相談するとき
- 3歳で文を作らない、または知らない大人にほとんど通じない。
- 4歳で簡単な指示に従えず、遊びで役をとることがない。
- 5歳で自分の名前を書くことに関心がなく、順番やルールの感覚がない。
- どの年齢でも、以前できていたことをしなくなった。
- 視線、共同注意(指さして見る)、名前への反応に持続的な違いがある。
よくある質問
うちの子は同年齢より遅れていますか。
発達の節目は平均ではなく「多くの子がこの年齢までにできる」という目安です。数か月の遅れはよくあります。大事なのは一つの遅れではなく、複数が同時にあること、あるいは前進が止まることです。
早くから読み書きを教えるべきですか。
無理に進める必要はありません。就学前に読みへの移行を支えるのは文字の練習ではなく、一緒に本を読むこと、わらべうた、音に気づかせる遊びです。関心が子どもから来るなら、それに従ってかまいません。
バイリンガルはことばを遅らせますか。
持続的な遅れを示す証拠はありません。語彙は二つの言語に分かれて見えることがありますが、言語能力の総量は同年齢と比べて遜色ありません。一文で二言語を混ぜるのは、この年齢では想定内です。