新しいこわさは、新しい力
おばけをこわがるには、そこにないものを思い描けなければなりません。死をこわがるには、もどらないことを理解していなければなりません。教室で笑われるのをこわがるには、他人が自分について何か考えていると気づいていなければなりません。こわさの順番は、認知の発達の順番をなぞります。
| 年齢 | よくあるこわさ | 役立つこと |
|---|---|---|
| 2〜3歳 | 別れ、大きな音、大きな動物 | 短く見通しのある別れのあいさつ |
| 3〜5歳 | 暗さ、おばけ、こわい夢、ひとりで寝ること | 小さな明かり、少し開けた扉、一緒に部屋を確かめる |
| 5〜7歳 | 泥棒、迷子、医者と注射 | その子の物差しに合った本当の情報。計画を立てる |
| 7〜9歳 | 病気、死、家族に何か起きること | うそはつかず、起こりやすさを現実の尺度で伝える |
| 9〜12歳 | 仲間はずれ、失敗、人前で話すこと | 回避を減らす小さくくり返せる試み |
こわさを大きくする三つの反応
- からかう・軽く扱う——こわさは終わらず、話すことが終わります。
- 完全に避ける——犬を見て道を変えるのは今日は楽で、明日のこわさを固めます。
- 安心づけのしすぎ——同じ答えのくり返しは、落ち着きではなく質問を強めます。
はしごの方法
いちばん研究されているのは、子どもが主導権をもったまま段階的に近づくやり方です。やさしい順に五段を一緒に書き、それぞれを何度かくり返し、いまの段が楽になってから上がります。犬なら、窓から見る、遠くから見る、飼い主と話すあいだ近くに立つ、リードのついた犬を見る、さわる。
よくある質問
おばけはいないと言うべきですか。
言うのは間違いではありませんが、それだけでは足りません。こわさは情報ではなく想像から来るからです。部屋が安全なことを一緒に確かめ、明かりと扉の開き具合を子どもの手に渡すほうが効きます。
自分のベッドに入れてもいいですか。
一晩だけなら問題ありません。決まりになると、夜中の目覚めもこわさも続きます。中間の道は、数晩は子どもの部屋にいて、距離を段階的に広げることです。
ニュースやこわい映画は影響しますか。
はい、とくに7歳前と、映像がくり返されるときに。ひとつの出来事が何度も流れるのを、子どもは多くの出来事として受け取ることがあります。制限することと、見たものについて話すことの両方が要ります。